早くきれいに傷が治るように自然治癒力を高めます
傷口を昔は乾かし、今は潤すモイストヒーリング
昔は擦り傷や切り傷、裂傷などの「創傷(そうしょう)」の治療には「傷口を乾かす」のがよいとされていました。
しかし最近は「傷口を潤す」モイストヒーリングの方が治癒を早めると言われています。
皆さんも創傷保護パッドなどと呼ばれる絆創膏(ばんそうこう)を知っているでしょう。
この絆創膏には傷口から出る滲出液(体液)を保持するハイドロコロイド素材が使用されています。
滲出液には治癒力を高める増殖因子などが含まれており、湿潤環境と低酸素の状態を保つことにより、創傷治癒に関連する細胞を
活性化・増殖させ傷の治りを早めるのです。
このように、創傷治癒に有効な働きをする物質は現在いくつか研究されており、そのひとつが甲殻類に多く含まれるキトサンなのです。
健康のカギ『キトサン』とは?
創傷治癒を促進する「キトサン」
キトサンを患部にかけることで「皮膜を形成して患部の雑菌の繁殖を防ぐ力」を発揮し
お子様たちに本来備わって入る自然治癒力との相乗効果で傷口の修復を早め傷跡も残りにくくなります。
創傷治癒には、段階を踏んだ体内細胞の働きが必要です。
ケガをすると、損傷した組織を修復するために、傷口近くの細胞が呼び集められます。
さらに、傷口からは無色透明の体液(滲出液)が出てきます。この滲出液には、呼び集められた細胞の成長を促す働きがあります。
この滲出液を傷口周辺に長時間キープする(湿潤状態を保つ)ことで、傷の治りを早めることができるのです。
キトサンには白血球の一種であるマクロファージを活性化し
増殖因子の産生を増加させる働きがあることが
これまでの研究で明らかになっています。
創傷治癒過程では特に血管内皮細胞や線維芽細胞の働きを促進し
傷の治りを早めるのです。
症状別アニーズの使い方
湿疹、できもの、傷などのケガには、患部にアニーズパウダーをそのまま振りかけてください。
これにより傷口から出た細胞の成長を促す働きがある滲出液をキトサンの皮膜によって空気に触れることを防ぎ悪い菌の増殖を抑えることで自然治癒力を高めます。